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リビジョン 3 (koich, 2012/09/11 18:26) → リビジョン 4/9 (koich, 2012/09/11 18:35)
h1. 照明
h2. 照明の基礎知識
|名称 |単位記号 |説明 |例 |
|光度(Iv) |cd(カンデラ) |単位立体角当たりの光の明るさ |ディスプレイ |
|輝度(Lv) |cd/m2 |光源の明るさ |ディスプレイ |
|光束 |lm(ルーメン),cd・sr |光源からある方向に放射されたすべての光の明るさ|部屋の照明|
|照度 |lx(ルクス) ,lm /m2 |光源によって対象物が照らされる明るさ、光源からの距離に影響|部屋の照明|
|"色温度":http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E6%B8%A9%E5%BA%A6 |K(ケルビン)|光の色|蛍光灯など|
*カンデラというのは、ラテン語でキャンドル
h2. 植物と照明
"植物育成システム":http://www.iwasaki.co.jp/product/applied_optics_field/plant_raising_system/plant-factory01.html
基本的に植物に有効な放射には、
* 生理的有効放射(300~800nm)
* 光合成有効放射(PAR:400~700nm)
とのこと。("岩崎電気さんのサイト":http://www.iwasaki.co.jp/product/applied_optics_field/plant_raising_system/prs03.html)では
周波数分布図など、情報があり非常にありがたい。
一般のアクアリウムなどの照明では、そのあたりの情報がない(基本的に、公開したくないのだと思う)。
h3. 光の波長と影響
"AQUA用語辞典":http://mame-design.jp/aqua/term/aqua-term-plant_upbringing.shtml
ここがソースだとおもうけど、コピペがいっぱい…
* 紫外線(400nm以下)
殺菌線(280nm以下)
※一部、長波長側の近紫外線は植物の形態(背を低く葉を厚く)を正常にする作用がある。
* 青-青緑(400-500nm)
カロチノイド、フラビン蛋白、リボフラミンなどの色素に作用
植物が光の方向に曲がる屈光性や形態形成に大きな効果。
赤色光(600~700nm域)に次いで光合成作用において重要な波長。
※水草が痩せ背のみ高くなるのを防ぎ、葉は厚く茎を太く育てることが出来る。
* 緑-黄(500-600nm)
人間の眼には、最も明るく感じる波長領域だが光合成や形態形成効率の下がる領域。
※一般に市販されている照明器具
* 黄-赤(600-700nm)
水草の植物生理(開花や結実など)に大きく影響する波長で光合成と共に最も重要な波長域。
※水草水槽では必須
* 赤外線(700nm)
光合成は660nmより急激に減少し、1000nm以上では熱作用となり水草の細胞を破壊する。
h3. "光合成":http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%90%88%E6%88%90
光合成速度は外的要因により、影響をうける。
これを利用したのが、CO2の添加。